男性育休を促す育児休業法改正
男性育休を促す育児休業法改正が夫婦関係の満足度に与える影響
- 評価指標
出生後1年間の夫婦関係の満足度
ポイント
文献選定/レビュー作成
背景
- ドイツの2007年育児休業法改正は所得比例(65-100%, 最大1800ユーロ)の所得補償を12ヶ月受け取れることと、夫婦それぞれ育児休業を撮る場合は2ヶ月の追加的な育児休業が取得できるようになった。
- 多くの夫婦は妻が12ヶ月育休を取り、夫が2ヶ月育休をとるようになった。
- この制度改正による夫婦関係の満足度への影響を検討した。
介入
評価指標
分析方法
証拠の強さ
サンプル
結果
- 2007年の法改正後に出産した女性は、改正前に出産した女性に比べて、夫婦関係満足度が高い。
- 男性には効果が見られなかった。
研究の弱点
書誌情報
- Goldacker, K., Wilhelm, J., Wirag, S., Dahl, P., Riotte, T., & Schober, P. S. (2022). Shared leave, happier parent couples? Parental leave and relationship satisfaction in Germany. Journal of European Social Policy. online first.