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夫の家事参加

東アジアにおける夫の家事参加と出生意欲

評価指標

効果

証拠の強さ

評価指標

出生意欲

効果
証拠の強さ

ポイント

  • 2006年と2012年の両方で、夫の家事参加は妻と夫の両方の出生意欲と正の関係にあった。

文献選定/レビュー作成

  • 南デンマーク大学 茂木良平/株式会社サイバーエージェント経済学社会実装チーム

背景

  • ジェンダー平等度合が低い東アジアにおいて、家事参加と出生意欲の関係は明らかになっていない。

介入

  • 夫の家事参加

評価指標

  • 理想子供数

分析方法

  • 最小二乗法と順序ロジットモデル

証拠の強さ

  • SMS: 1
  • 根拠
    • 二つの変数の関連性の分析が主眼であり、介入の効果を見ることは目的ではないため、介入群と非介入群の差を調整するような操作を用いていない。

サンプル

  • 妻が20歳から45歳の有配偶カップル((N = 6,410: 中国 n = 3,635, 日本 n = 736, 韓国 n = 928, 台湾 n = 1,111)

結果

  • 分析した4か国の中で日本の男性の家事参加時間は最も短く、日本の女性は最長だった。
  • 中国と台湾は日本や韓国と比べて夫の家事参加時間が長く、特に台湾の夫と妻の家事参加時間の差は一番小さかった。
  • 家事をより行っている夫は、理想の子供数が多く、またそのような夫を持つ妻も理想の子供数が多い。

研究の弱点

  • サンプルサイズが小さくより詳細な分析ができていない。

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