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小学校の授業における言語活動

ロジカルシンキングを促進するための言語活動の国語と算数の成績に対する効果

評価指標

効果

証拠の強さ

評価指標

国語と算数のテスト

効果
証拠の強さ

ポイント

  • 言語活動、特に授業の最初に学習の目標を明示すること、授業の最後に振り返りを行うことで、国語と算数の成績が向上した。

文献選定/レビュー作成

  • 株式会社サイバーエージェントAI Lab, 経済学社会実装チーム

背景

  • 小学校の学習指導要領では、ロジカルシンキングを促進するための言語活動の充実が重要視されている。
  • 言語活動が教育効果に対してどのような影響があるかを検証することは、実務家、政治家、研究者にとって重要である。

介入

  • 授業における言語活動の導入

評価指標

  • 国語と算数のテストの点数

分析方法

  • OLSおよび固定効果モデル

証拠の強さ

  • SMS:3
  • 根拠
    • サンプルバイアスを除去するために階層モデルが用いられている。

サンプル

  • 日本の50万人規模の市町村に住む小学校6年生

結果

  • 言語活動の程度が1標準偏差増加すると国語の成績が標準偏差で14%向上した。
  • 言語活動の程度が1標準偏差増加すると算数の成績が標準偏差で16%向上した。
  • 効果は塾に行っている児童の方が高かった。

研究の弱点

  • ひとつの市町村のデータでの検証でしかないため一般化するためにはより多くのデータが必要である。

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