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COVID-19下の休校

COVID-19の休校による児童と家族への影響

評価指標

効果

証拠の強さ

評価指標

子供の体重

効果
証拠の強さ
評価指標

子育てに関する悩みを持つ母親の数

効果
証拠の強さ

ポイント

  • 子供の学校の閉鎖は学業以外への大きな悪影響がある。

文献選定/レビュー作成

  • 一橋大学 高橋雅生/株式会社サイバーエージェントAI Lab, 経済学社会実装チーム

背景

  • COVID-19の感染拡大を抑制するため、日本は2020年3月2日から突然、小学校の休校を開始したが、保育園はこの全国一斉休校の対象外とされた。子供はcovid-19の害が少ないとされる中で学校閉鎖について議論がされている。

介入

  • コロナ禍における一斉休校措置

評価指標

  • 子供の体重
  • 子育てに悩む母親の数

分析方法

  • 月齢89を閾値とした回帰不連続デザイン

証拠の強さ

  • SMS:4
  • 根拠
    • 回帰不連続デザインを用いており、介入群と対照群が統計的に有意に差がないことを確認している。

サンプル

  • 調査会社に事前登録した全国約479万人の4歳から10歳までの第一子を持つ母親の中から無作為抽出を行った。
  • 2010年4月2日から2016年4月2日の間に同居している第一子が生まれた、ほぼ4~10歳に相当する既婚女性が対象。
  • 必要な質問に回答した女性の最終的なサンプルサイズは15836人になった。

結果

  • コロナ禍における休校により、子どもの体重が増加した。
  • 休校により子育てに関する悩みを抱える母親が増加した。
  • DVの発生率や結婚生活の質など、夫婦関係に関する成果は統計的に有意な結果は見られなかった。

研究の弱点

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